国政刻刻 平成の終わりに

2019年4月25日 カテゴリー:寄稿

まもなく元号が令和に変わります。天皇陛下の生前退位が決まってから今日に至るまで様々な行事が行われ、その時々に陛下のお言葉をお聞かせいただきました。その中で私が最も感動したのは昨年の天皇誕生日の会見でした。陛下が涙を堪えながらお話しされるお姿にもらい泣きされた方もおられたことでしょう。かくいう私も、陛下が皇后美智子さまに対して60年間の感謝の気持ちを率直にお話しされた場面では、思わず目頭が熱くなりました。

 

会見全体を通して感じたことは、陛下の平和に対する思いと国民に寄り添うお心でした。平成は明治維新から初めて戦争のない平和な時代でした。陛下は沖縄を11回も訪問され、節目の折には海外へ慰霊の旅にも向かわれています。現在の日本の平和と繁栄が多くの国民の犠牲と努力によることに対する感謝のお気持ちが、お言葉からとても伝わりました。改めて素晴らしい陛下のもとで平成の時代をともに過ごすことができたことを誇りに感じています。

 

私は昭和35年に生まれました。青年期までを昭和で過ごし、子育てから看取りまでを平成で経験しました。また平成15年の県議会議員選挙で当選して政治の世界に入り、その後も紆余曲折ありましたがお陰さまで今日を迎えています。

 

日本社会は今、大きな曲がり角に差し掛かりました。少子化に伴う人口減少と高齢化社会という二つの大きな課題に立ち向かわなければなりません。東京一極集中を是正し真の地方創生を実現しなければ、私たちの暮らす地方は衰退する一方で、やがて消滅してしまうかもしれません。この地域に生まれ育った若者たちがこれからもこの地域で働き、希望を持って家庭を築くことができる環境を作ることが私の一番の仕事だと考えています。令和の時代が平和で素晴らしい時代になるように、よりいっそう努めてまいります。