国政刻刻 現地視察を終えて

2019年1月30日 カテゴリー:寄稿

さる16日と17日、東京の農林水産省から東近江地域へ視察に来て頂きました。今回の視察は日ごろ霞が関で政策立案されている若手官僚の皆さんに生産現場の実態を見て頂き、今後の参考にしてもらいたいという思いから私が企画したものです。東近江地域は近畿地方を代表する農業地域ですが、その先行きは決して明るいものではありません。高齢化が進む農村集落では営農組織を基盤として稲作中心の農業に取り組んできましたが、利益が出ないためにどこの集落でも次世代の担い手が見つからないことが課題となっています。

 

初日には日野町で中山間地域での取り組みを視察して頂きました。鎌掛では日野菜の産地化に取り組む生産者の皆さんと、中在寺では農業の継続に苦労されている皆さんと、そして奥の池ではモンキードッグを活用した獣害対策に前向きに取り組む皆さんと、それぞれ意見交換を行いました。また翌日には東近江市が立ち上げた地元野菜の地域商社の視察と国営ほ場整備を目指して玉ねぎの産地化に前向きに取り組む池田町営農組合の皆さんと、最後には琵琶湖に浮かぶ「権座」で酒造りに取り組む近江八幡市白王町営農組合の皆さんと意見交換を行いました。

 

おかげ様で今回の視察では私が当初予想した以上の大きな成果がありました。それは霞が関の机の上で政策を考えている人たちも、地方で必死に農業に取り組んでおられる皆さんも立場は異なるもののそれぞれが「日本の農業をなんとかしたい」「自分の故郷をよくしたい」という共通の目的に向かって悪戦苦闘している同志であるということが確認できたことでした。同行いただいた近畿農政局や滋賀県の職員さんたちからも温かい言葉をいただきました。これからも地域のために働かせていただきます。関係いただいた皆さん、本当にありがとうございました。