国政刻刻 GIGAスクール構想について

2020年4月8日 カテゴリー:寄稿

さる3月29日、文部科学省から高谷情報教育課長さんをお招きして「GIGAスクール構想の実現」について講演をいただきました。この講演会は私が代表を務める自民党支部で開催したもので約50人の市町議会議員さんに参加いただきました。講演後の質疑応答では様々な意見が続出し大変充実した勉強会となりました。この構想は令和元年度補正予算に盛り込まれたことで一気に整備が進むこととなり、日本の教育は大きく変わります。

 

ではGIGAスクールとはどういうものなのでしょうか。私は「ICT環境を整備してタブレット端末などを活用することで全ての子供一人ひとりに最もふさわしい教育を行い、創造性を育むことのできる学習環境」だと理解しています。残念なことに現在の日本のICTを活用した教育はOECD(経済協力開発機構)のなかでも最低レベルというデータがあり大変憂慮されています。そこで資源に恵まれない日本が今後も発展していくためには、人工知能やロボット技術をはじめとする技術革新が一層進展する社会で活躍できる人材を育成しなければなりません。また地方でも都会と同じ水準の教育が受けられる環境を整備する必要もあり、GIGAスクール構想はそうした課題を一気に解消してくれます。

 

一方で先生方にとっても初めてのことですので「具体的に何を学習するのか」「どのような準備が必要なのか」など不安の声も聞こえてきます。また新たな取り組みにより負担がさらに増えるのではといった心配もあるでしょう。現在党の部会ではそうした現場の懸念を払しょくできるように「コンピューター」という教科を創設することやICT支援員の配置拡充などの検討を進めています。GIGAスクールが実現することで、近い将来プログラミングの授業を受けた子どもたちから明日の日本を担う人材が育つことを大いに期待しています。