国政刻刻 内閣委員会で質問しました

2020年6月10日 カテゴリー:寄稿

時代が令和に変わる直前の4月19日、東京都豊島区東池袋で起きた悲惨な交通事故を覚えておられますか。当時87歳の男性がアクセルとブレーキを踏み間違えたことで母子2人が犠牲となる大変な事故でした。高齢ドライバーが起こす重大事故は全国各地で急増しておりその対策が求められています。また昨年8月には茨城県の常磐自動車道であおり運転により停止させられた男性が殴られる事件が発生し、ドライブレコーダーの録画がワイドショーなどで連日放映され大きな社会問題となりました。こうした背景から道路交通法の一部が今国会で改正される法律案が提出され、所管する内閣委員会で質問する機会をいただきました。

 

あおり運転に対する処罰の厳格化は当然のことですが、私からは特に今後700万人とも予測される75歳以上の高齢ドライバーの事故防止対策について質問いたしました。具体的な対応策として、75歳以上で一定の違反を犯した方は免許更新時に「運転技能検査」を受検してもらい検査結果が一定基準に達しない場合には更新できなくなること、また74歳以下の高齢ドライバーには実車指導を伴う「高齢者講習」が課せられること、さらには運転サポートカー限定付き免許制度が創設されることなどの答弁をいただきました。私からは改めて免許を更新される高齢ドライバーに対して「運転技能検査」や「高齢者講習」について事前にしっかりと説明し、納得して免許を更新していただけるように要望しました。

 

私たちの暮らす地方では車なしの生活は考えられません。しかし一方で高齢ドライバーが引き起こす悲惨な事故は後を絶たず、こうした事態は何があっても防がなければなりません。新制度が開始されるまでにはもう少し時間がありますが、今回の道路法改正により高齢ドライバーにとってより安全で安心な車社会が実現されることを期待しています。
(6月2日執筆)