国政刻刻 通常国会が終わって

2020年7月8日 カテゴリー:寄稿

会期150日の通常国会が6月18日に閉会しました。今国会はまさに異例づくめの国会でした。3月末に令和2年度予算を成立させると4月末には10万円の給付金を含む補正予算を、続けて6月12日には第2次補正予算も成立させました。補正予算の総額は57兆円を上回りほとんどすべてが新型コロナ対策費です。具体的には資金繰り対策を強化して地域の経済を守り抜くこと、医療体制を強化してワクチンや治療薬の開発等を支援すること、そして地方創生臨時交付金を拡充することなどに使われます。特に臨時交付金は滋賀県には約110億円が、県内市町にも総額約112億円が交付されました。この交付金を活用した各自治体の独自支援策により私たちの日常生活を取り戻すことができればと期待しております。新型コロナとの闘いは続きますが各委員会では随時審査を継続して臨機応変に対応いたします。

 

さて、河井克行前法務大臣と河井案理参議院議員が国会閉会直後に公職選挙法違反(買収)の容疑でそろって逮捕されました。報道によれば100人近くの首長や地方議員などに3千万円もの現金が配られたそうです。ご本人たちは「選挙への支援目的で配ったのではない」と否認をしておられますが容疑が事実であれば言語道断、決して許されるものではありません。関係者が事実をつまびらかにお話しされることで事件の全容が解明されることを強く望みます。

 

なぜなら政治は国民の皆さんの信頼の上に成り立つものだからです。まさに「信無くば立たず」です。特定の誰かが得をする、ましてや政治家自身が私腹を肥やすといったことがあってはなりません。これからは国民の皆さんにもさらなる負担を求めなければならない時代だからこそ、公平かつ公正で透明性の高い政治が求められていると考えます。今回の事件を戒めとし「他山の石」といたします。