農業への考え方

小寺ひろおが考える農業

農業を考える。

農業は、私が非常にウェイトを置いている分野です。日本で年間に収穫できるお米の量は、730万トン。そのうち、滋賀県内の量が16万トン。しかしお米の消費量は、毎年8万トンずつ減っています。

価格を安定させるため、推奨されているのが転作です。以前は麦と大豆が中心でしたが、現在、滋賀県では露地物の場合はキャベツと玉ねぎ、ビニールハウスではトマトやいちごの栽培が盛んです。収益を上げ、お米だけに頼らない農業にシフトしている現状があります。



担い手づくり・農業支援を考える!

担い手づくり・農業支援を考える!

個人、専門的な農家、地域の集落営農法人組織、どのような形でも良いから、いろいろな人が関わって、それぞれができる仕組みをつくり上げていこうというのが、担い手づくりの課題です。同時に、中山間地域ではイノシシや鹿などの獣害も多く、どうやって守っていくのかといった議論も勧められています。事業として進めている部分もあるものの、上手くいっているとは言い難い状況です。

滋賀県は、農村が多く、田園の中に家があるケースが多いです。田舎暮らしは付き合いも大変だからと、新興住宅地や県外に出る人は少なくありません。ただ、農村集落に生まれた人が、会社勤めの傍らに農業を営み、毎月安定した副収入が得られるのであれば、多方面にメリットをもたらすというのが、僕の考えです。

農村集落で、孫の面倒を祖父母が見る、祖父母が高齢になったときには、家族が支えるといった仕組みがあれば、福祉コストは下がるはずです。農業を支援することが、福祉や子育て、地域維持につながるとの考えのもと、“儲かる農業”を後押ししています。

農福連携を考える!

農福連携を考える!

私が今度テーマとしてより一層掲げているのが、農業と福祉の連携です。例えば障がいをもつ人や、対人関係に苦手意識がある引きこもりの人、不登校の子どもや発達障がいの子ども、一人暮らしの高齢者など、農業はさまざまな分野の人との相性が良く、さらに具体的に目に見える形で成果がわかるため、満足感や達成感も得られます。

農業生産法人と障がい者福祉施設、デイサービスといった組み合わせや、農業体験など、農業にはさまざまな切り口があります。地域活性化や地方創生、福祉向上など、農業をキーワードにすれば、日々の暮らしや教育、福祉など、さまざまな可能性が広がることを、もっと伝えていきたいです。


小寺ひろお、農業ブログ